『リバースヴォルト』講座
体を反転させながら超える『リバースヴォルト』
今回はヴォルト(物を飛び越える動作)の中でも大きく派手に見える『リバースヴォルト』講座になります。
リバースヴォルトは、名前の通り『リバース』体を反転させながら障害物を超える動きとなります。
怪我に十分注意をしながら、是非楽しみながら練習をして下さい。
今回は右ひねり(時計回り)で行うやり方で進めていきます。
STEP1.障害物の端で軽く捻って着地をする
いきなり体を反転させて障害物を超えるのではなく、まずは体の動かし方、着地、感覚を知りましょう。
BOXや障害物の左側に立ち、少しだけ障害物の方に体を向けます。その状態で、両手を障害物の端に置きましょう。
その体勢で、両手を支えにしながら少しジャンプし捻って着地をしましょう。
この時、後ろの腰から持ち上げる様に跳びましょう。
STEP2. お尻を障害物に乗せる超え方を練習する
STEP2は早速リバースヴォルトの軌道で障害物を超えていきます。ここでもいきなり超えるのではなく、補助として一度お尻を障害物に乗せて超える練習をしていきます。
STEP1の要領でBOX右側に両手をつき、後ろ向きに座ります。そのまま手を支えにし腰を上げたまま反転してBOXを超えましょう。
徐々にお尻をつく時間を短くしていきます。この時踏み切る位置が近すぎると障害物の側面に体が当たってしまうので、少し離れて踏み切る様に意識して下さい。
STEP3. 腰を上げ実際に超えてみる。
最後に、実際に腰を上げて超えてみましょう。
体を前に押し出す様に障害物をしっかり手で押してあげましょう。
以上で講座は終了となります。
慣れてくると捻りをさらに加えたり、足を揃えたり、宙返りの様に腰を高く上げるなど様々なバリエーションが存在します。自分の体に合わせて使える動きなので是非練習して深く研究してみて下さい。
担当講師 – RYOTA
所属PKM / チーム monsterpk ( https://www.monsterpk.tokyo/ )
monsterpk crew 3rd waves メンバー。 RYOTAX( リョタックス ) の愛称で親しまれ、YouTubeでの動画投稿や、数年に渡りパフォーマンスや体験型ワークショップイベント、地元千葉での無料練習会を主催するなどパルクールの積極的な普及活動を行っている。日本国内シーン事情から世界の歴史や地下文化までパルクールシーンに深く精通しているため、『FISE HIROSHIMA – パルクールW杯』AbemaTV生放送にて解説者を務めるなど、深い知識と高いパルクールIQを生かし、多方面で活躍する『パルクール専門家』。
主な出演歴
AbemaTV スポーツ FISE 2018 生中継解説 / イオン神戸南 Parkour Academy パフォーマンス出演 / ULTRA JAPAN 2017 パフォーマンス出演 / 日産 NISSAN X-TRAIL WEBCM 出演 / 東京 2020 Letʼ s 55 with 青山スポーツフェス 出演 / 大塚製薬 ボディメンテ TVCM 出演 / TBS ニンゲン観察バラエティ モニタリング コーディネート/ Red Bull Air Race Chiba 2018 パフォーマンス / NHK 総合 極鬼 ザ・チェイスタグ テスター / 高島屋 二子玉川店 Parkour Academy 出演 / Red Bull Air Race Chiba プロモーションビデオ 出演
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